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トリガ遅延; 90°位相同期化

トリガ・システムについて

前出の例では、フロントパネルのトリガを使って、出力過渡波形を生成しています。トリガは270°で発生したもの

が表示されていますが、実際のトリガはどの位相でも発生します。しかし、遅延および位相の同期化は、プログラ

ムされた通りに発生します。

AC電源で使われるトリガ・システムは、非常に柔軟なトリガ発生を行えることに注意してください。下図は、トリ

ガ・システムを簡略化したモデルです。トリガ・システムの機能の詳しい内容については、「AC電源プログラミン

グ・ガイド」を参照してください。

Voltage

これらのコマンドが送られると、トリガの受信に続いて.0167秒間の遅延が終了し

た後に起こる、次の90°位相角で電圧振幅は変化します。

VOLT:M STEP

VOLT 120

VOLT:T 150

Trigger Control

DELAY .0167

SYNC:SOUR PHAS

SYNC:PHAS 90

INIT:IMMED

Shift Trigger

IDLEステート

INIT:IMMED

INITIATEDステート

トリガ受信

DELAYINGステート

遅延完了

WAIT FOR SYNCステート

位相角度発生

出力変更

90°

トリガ・レベル

電圧レベル

トリガ

遅延

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